建物の資産価値を図るときに欠かせない「耐用年数」の考えかた
外壁塗装をすると、建物の資産価値が上がります。
マンションやビル、アパートなどのオーナー様にとって
償却資産計上するときに「耐用年数」の考え方が重要になってきますので
塗膜の劣化症状、塗料の種類別耐用年数についてご紹介しましょう。
外壁に塗装された塗膜の劣化は、その進行に伴い色々な症状が現れてきます。
建物の塗膜の劣化は主に紫外線によるもの。
したがって、塗膜の劣化は建物の部位、建物の壁面の向き
日射量などによって進行速度が異なってきます。
- 1、 塗膜の光沢保持率の低下・・・最初に光沢の低下(つや引け)が始まります。
- 2、 チョーキング・・・表面的な塗膜劣化の兆候として始まります。
- 3、 変色・・・一般的に色あせといわれる塗膜の変色が始まります。
- 4、 塗膜損傷・・・塗膜の割れ、剥がれなど塗膜損傷が始まります。
- 5、 無機能化・・・塗膜の劣化により、塗膜の基材 ( 素材 ) への保護機能が無くなってきます。
塗り替えにおける塗膜の耐久性は
既に施工された塗膜の劣化度や、塗装面の方位の影響を大きく受けます。
そして、塗料のグレードによっても、違いがあります。
ここでは、順番ごとにグレードが上がっていきます。
1、アクリル塗料 (耐用年数) 4~6年 (塗り替え目安)5年
2、ウレタン塗料 (耐用年数)7~9年 (塗り替え目安)8年
3、シリコン塗料 (耐用年数)10~12年 (塗り替え目安)11年
4、フッ素塗料 (耐用年数)12~14年 (塗り替え目安)13年
5、無機系塗料 (耐用年数)18~20年 (塗り替え目安)19年
塗膜の耐用年数は同じ樹脂塗料でも
塗料のタイプ ( 水系と溶剤系など ) や組成により厳密には異なってきます。
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